ニックネームを翻訳する

子供のころ誰しもがやった事があると思いますが、知人や友人にあだ名をつけたり、人の特徴に合わせた呼び方をしたりしたはずです。

一見すると、意味を持たない様な言葉でも、しっかりと意味を持たせたあだ名などがあり、子供の想像力や発想力はとても優れているものだと感心させられます。

しかし、大人の世界でもあだ名の様なものが存在し、スポーツ選手や、有名人に付けたりもします。

これは、スポーツ番組などを盛り上げる為に、テレビ局などが独自に付ける場合が多く、センスの良い物から、どうしようもないものまで様々です。

日本で世界的な規模での、陸上の世界大会があった時は、陸上選手にテレビ局が勝手にやりすぎたニックネームをつけ、陸連から怒られたと言う逸話がある程です。

そして、海外にもこの様な風習があります。

アメリカのエンターテイメントのレスラーに、「Stone Cold」と言うニックネームが付けられていて、見た時は全く意味がわからなかったのですが、どうやら別名で「ガラガラ蛇」と言われていて、「蛇に睨まれると石の様に固まってしまう」ところから来ているそうです。

これらを翻訳する際は、これを知らない翻訳家や翻訳会社は頭を悩ませる事でしょう。

ちなみに、私が驚いたニックネームは、ある有名格闘家にデビュー当時に付けられていた「暗黒肉弾魔人」と言うものが、あまりにハマっていた事を、凄いインパクトと共に覚えています。(直ぐに変えられました)

翻訳と電車

他国の文化や風習を翻訳する事は、大変難しい事です。

日本では当たり前とされている事でも、他国では全然違ってきます。

そのひとつに、電車のありかたが上げられるのではないでしょうか。

「電車」は読んで字のごとく、電気で走る列車の事を指しますが、今の日本で、機関車や電気以外で走る列車はありません。

しかし、日本以外の国では未だに、電気以外の動力で動いている列車はあるので、もしも「Train」とあった場合は、単純に電車の事だと考えてはいけないのです。

景色の良い田舎町の中を「電車」が走ってしまっては情緒も何も無くなってしまいます。

ですから、日本では当たり前とされている「電車」と言う表現でも、翻訳家や翻訳会社が翻訳する際に「Train」とあったなら、どの様な場所で使われているかをしっかり考え、翻訳した方が良いでしょう。